自律神経
●自律神経
自律神経とは心拍や血圧、内臓の働きなどを調節する神経で「交感神経」と「副交感神経」に分かれます。
交感神経は活動している時や身の危険を感じた時、緊急時に優位になります。
筋肉の緊張や血管収縮、心拍数増加、血圧上昇などが起こるほか、空腹感や眠気、尿意・便意などを感じなくなります（危険を感じている時に眠くなったら大変ですよね）。
副交感神経はリラックスしている時に優位になり、交感神経優位の時とは逆の作用が起こります。
●自律神経が乱れる
俗に言う「自律神経が乱れる」というのは交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかない状態のことを指します。
ストレスを受けると交感神経が優位になり、その状態が続くと
- 筋肉の持続的な緊張や血行不良による肩こり、頭痛
- 不眠、睡眠の質の低下
- 疲れが取れにくい
- そのほか食欲不振、便秘、女性の場合は生理不順 など
といったことが起こります。
副交感神経に切り替えるには、リラックスできる環境や心地よい圧のマッサージが有効です（強すぎる鋭い圧はかえって筋肉を硬くします）。
気になる方はご相談ください。
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